ストックホルムは、水と緑地、市街がそれぞれ3分の1ずつから形成されています。世界初の国立都市公園・ユールゴーデン島(Djurgården)は、ストックホルムの人々にとって、とても大切な島です。ストックホルム全体の島々の写真を見ると、その緑の森のような島はユールゴーデン島です。市の中心地から歩いていける距離にあるのにもかかわらず、大都市の喧騒を忘れさせる美しく静かなローセンダール・ガーデンでリラックスすることができます。そのように、日ごろのストレスを解消するためにユールゴーデン島に来る人がたくさんいます。
Ola Ericson/Imagebank.sweden.se
しかし!ユールゴーデンには見逃せないストックホルムの大人気スポットも満載なので、リラックスする時間がないかもしれません。ということでストックホルムに行ったら、季節を問わずユールゴーデン島にいくべきだといえるでしょう。
Marie-Andersson-skansen.see
ヴァーサ号博物館
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アバミュージアム
ローゼンダールガーデン
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グローナルンド遊園地
森と湖が見渡せる美しい場所に、日本の数寄屋造りのお茶室「瑞暉亭」があることで有名です。
「瑞暉亭」
1935年に、当時の王子製紙の社長であり、日瑞協会会長でもあった藤原銀次郎氏が、国立民族博物館にお茶室「瑞暉亭」を寄贈したことにはじまります。その後、不幸にも火災により焼失してしまいますが、1990年に1年以上の施工期間を得て、新「瑞暉亭」が日瑞の協力により再建されました。その設計は、茶室研究の第一人者である教徒工芸繊維大学の中村昌生教授に依頼されました。
再建のため船でスウェーデンに渡った日本人棟梁と、それまで日本の家屋を見たことがなかったスウェーデン人の大工さん。仕事が終わった棟梁が日本に帰る時に、一緒に日本に連れて行ってくださいとスウェーデン人の大工さんが大泣きしたエピソードが今に伝えられています。
現在もお茶会が定期的に催されています。詳しくは、こちらへ。
Karl Zetterström
また自身がアーティストでもあったエウシェン王子(Prins Eugens)の素敵な居城が美術館となったヴァルデマーシュッデ Waldemarsudde、銀行家のティール家の邸宅が美術館となったティール・ギャラーも人気です。
Åke E:sson Lindman/Prins Eugens Waldemarsudde
Prins Eugens – Waldemarsudde
公式サイト:www.waldemarsudde.se
住所:Prins Eugens väg 6, Djurgården, Stockholm
電話:+46 (0)8-545 837 00
Mail: info@waldemarsudde.se
この木々が美しいユールゴーデン島の周りを船でめぐることもできます。ボートツアーは4月から12月まで運航しています。詳しくは観光案内センターのHPをご覧下さい。
Björn Tesch/Imagebank.sweden.se