ゴットランド島
もしかすると日本で一番有名なスウェーデンの場所の一つかもしれません。有名映画の舞台になった地としてもよく知られています。おすすめの旅行ルートはストックホルムのニーネスハム（Nynäshamn）からフェリーに乗っておよそ三時間、100km程の距離をゆっくり船の旅で過ごすルート。気がつくとそこには約3kmの城壁に囲まれたヴィスビー(Visby)の美しい街並みが目の前に広がっています。
Emelie Asplund/Imagebank.sweden.se/photo/
世界遺産にも登録された美しい街に一度入れば沢山のレストランや雑貨店、12世紀から残る大聖堂、石畳の美しい路地などを見ることができます。城内の散歩に疲れたら地元のブルワリーに寄ってみましょう。
ゴットランドのビールはスウェーデン各地においても購入出来ますがゴットランド島にしか売っていない種類などもあり、それらはゴットランドの記念になること間違いなしです。
Tuukka Ervasti/Imagebank.sweden.se/photo/
ゴットランド島の魅力はヴィスビーだけに留まりません。城下街から少し外に出ればそこに広がるのはスウェーデン本島とは少し違った雰囲気の自然があふれる場所。実際に生態系なども少し異なっており例えばゴットランドヘビ（Gotlandssnok）というこの島でしか見られない種類の蛇なども生息しています。また島ではコテージを借りることもできるので、アウトドア好きにはおすすめの選択です。
Simon Paulin/Imagebank.sweden.se/photo/
島の北部フォールエー島（fårö）と呼ばれる場所に行けばまるで異世界のような雰囲気を持つ地形を一望できます。様々な形をした岩石群も見応えがあります。
Helena Wahlman/Imagebank.sweden.se/photo/
また島に根付くバイキング文化をもっと勉強してみたいという方は十世紀のバイキングの村を紹介するトフタバイキング村(Toftavikingabyn)もおすすめの観光スポットです。ただし、６月から８月の夏期シーズンを逃すとヴィスビーから観光スポットへのバスが極端に少なくなってしまうので旅行の計画は入念に。
また以上に紹介した観光スポットだけではなく島の沿岸では日光浴や散歩ができスウェーデン人にとっても人気のバケーション先であることがうなずけます。
アクセス
島内には飛行場もあるため飛行機を利用することも出来ます。
以下はスウェーデン鉄道会社SJ、一般的な飛行機会社 を利用した場合の参考時間です。オススメはストックホルム中央駅からニーネスハム港経由でヴィスビーへ行くフェリーの旅ですが、
ストックホルムからニーネスハム….１時間程度（電車）,１時間半（バス）
ニーネスハムからゴットランド……….３時間程度（フェリー）
アーランダ空港からゴットランド……およそ45分程度
城壁に囲まれたヴィスビーでの移動は徒歩で十分です。ですがヴィスビーを離れバイキング村やフォール島に行くなどの場合はバスを乗り継ぐ、もしくはレンタカーを借りる必要があります。 詳細は以下のサイトで。
